名演から学ぶ、ジャズアドリブ研究

~脱初心者を目指す方へのジャズ研究ブログ~                                                              

音楽理論講座(17)~Ⅱ→Ⅴ進行 その3 Ⅱ→Ⅴの連続

Ⅱ→Ⅴ進行は何も必ずⅠ度トニックに解決しなければならない、という決まりはありません。次に進むコードが何であってもかまわないのです。 例えばこんなコード進行があります。 | D7 | G7 | C7 | F7 | B♭M7 | これはソニー・ロリンズ作の「Oleo」のサ…

"The Days Of Wine And Roses" コードとスケール分析

邦題は「酒とバラの日々」(通称「酒バラ」)。 同名映画の主題歌として有名ですね。でも曲は知っている、聞いたことがあるという人でも、肝心の映画自体は見たことが無いという人は多いようです(かく言う私もその一人)。 本当かどうか知りませんが、アルコー…

"The Days Of Wine And Roses" by Wes Montgomery

今回はジャズギター最大のカリスマ、ウェス・モンゴメリーの名演を取り上げます。 この人の存在はもはや「ジャズギターとは何ぞや?」という問いに対する答えそのものというか、 ジャズギターというものを定義付けたといっても過言ではないほどの人物ですね…

音楽理論講座(16)~ⅡⅤ進行 その2 セカンダリードミナント ~

ⅡⅤの話を続けましょう。 前回のお話でⅡⅤ進行はⅠ度トニックへの解決を強く促す、といいましたね。 このⅡⅤの強い推進力を利用して、Ⅰ度トニック以外のコードに対してもⅡⅤ進行を設定することが出来ます。 例えばCメジャーキーでのFM7というコードは、Ⅳ度のサブ…

”Just Friends”  コードとスケール分析

ジャムセッションの定番曲ですね。この曲の名演は数多いですが、ギター弾きにとってはやはり巨匠パット・マルティーノのデビュー作「El Hombre」収録の演奏が真っ先に浮かびます。 白状しますが、昔これを耳コピしようとしてテーマ部分で挫折した思い出があ…

音楽理論講座(15)~ジャズの基本にして究極 ⅡⅤ進行~

前回お話したように、ドミナントモーションはⅤ7(D)がⅠM(T)に進行すると V7のコード構成音である3度と7度のトライトーン音程が、ⅠMのコード構成音である1度と3度に半音で進行する ⇒トライトーンの解決 Ⅴ7のルート音がⅠMのルート音に5度下降…