音楽理論講座(9)~これで誰でも作曲家 コードの知識~



コードやハーモニーとは通常、和音と訳されます。和音の定義とは「3つ以上の音の塊」といえます。

音楽の3大要素とは一般にメロディ、ハーモニー、リズムとされますが、このハーモニー(和音)は基本的に西洋音楽以外にはほぼ見られません。民族音楽、と呼ばれるものはその多くがメロディとリズムのみによって構成されます。

f:id:loopin:20160713171948p:plain

メロディは歌や口笛などで(音感の善し悪しはべつにして)だれでも表現できますし、リズムは手拍子でも叩けます。でも和音というものは楽器が無ければ再現できません。

楽器というのはいってみれば、人間の歌や踊り、手拍子などの延長上に作られたものです。その意味でメロディやリズムという要素は人の身体動作から生まれてきたと言えるのに対して、ハーモニーだけはまず楽器ありき、理論ありきという所が異なる点かもしれません。

そのためなのか、音楽理論が難しいというイメージの大部分は、このコード理論によるところが大きいのではないでしょうか。でもそんなことはありません。

コードの最も基本的な定義として初めに書いた「3つ以上の音の塊」とさらにもう一つ、「音を1音とばしで積み重ねたもの」というものがあります。Cダイアトニックスケールを例にとると、

f:id:loopin:20160713163714j:plain

ダイアトニック内の音をそれぞれルート音に設定し、同じダイアトニック内の音を選び、1音とばし(3度堆積)でコードとは作られます。

Cであればまずルート音のC、そしてEとGという風に積んでいきます。これが度数で見るとC(完全1度)、E(長3度)、G(完全5度)というCメジャーコードの構成になるというわけです。

このダイアトニックスケール上に出来るⅠ~Ⅶまでのコードをダイアトニックコードといいます。

他に見てみましょう。Dmの構成音はD、F、Aですね。Dから見てFは短3度なので、マイナーコードになります。

メジャーダイアトニックコードはキーに関係なく全て

ⅠM、Ⅱm、Ⅲm、ⅣM、ⅤM、Ⅵm、Ⅶdim

という並び方になりますので、他のキーでも調べてみましょう。

「アドリブって結局何の音を弾けばいいの?思いつくまま弾けばいいの?」

かつての私だけでなく、音楽に興味の無い人や、初心者の方は誰もがこの疑問を持っている事でしょう^^

これに対する答えがこれです。

「まずはそのキーのダイアトニックコードを覚えて、その上でそのキーのダイアトニックスケールを弾く」

全てのアドリブはこの考えを基に、色んな方法論によって発展させているだけですからね。



スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク